民主党政権発足から3ヶ月。
この政権の動向を一言で言うながらこんな感じだろう。
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スマートさの欠片もない危なっかしい試行錯誤の3ヶ月であった。
具体的な政策そのものの成果はまだ皆無に等しい。何もなされていない。
政治である以上、具体的な政策の成果でこそ評価されるべき存在であり、マスコミも我々一般国民も、そろそろより厳しい見方が必要である。
ただし、政権そのものが変わり、政官の関係、日米の関係、日中の関係が、変わった、変わりうるのだという事実を国民に感じさせたことについては、評価したい。
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具体的に、功罪を確認していきたい。
まずは、「功」と考える点。
●国民にとってのブラックボックスだった政治と行政の仕組をオープンにする可能性を感じさせたこと
●国際社会に対して、日本のポジションの取り方やイニシアティブの示し方を変えうる可能性を感じさせたこと
●政治が行政から独立した存在として、司法と合わせて、三権分立と成り得る可能性を感じさせたこと
そして、「罪」と考える点。
●具体的な政策をほとんど実現していないこと。
●特に経済対策について全く実効のある政策を打ち出せないこと
●政策の検討において、右往左往し、明確な方向をハッキリさせることができず、国内外に対して、日本の政治の信頼感を損なっていること。
こう並べてみて、ハッキリ見えてくることがある。
つまり「功」は全て、これまでとは違う政治のあり方があるのかもしれないという「可能性」に関することであり、「罪」は全て、「功」の裏返しとしての、「可能性しか見せられておらず、実際の政策の形になっていないこと」ということだ。
本来、内閣の評価の最大のポイントは、「政策の実現によって、社会が良くなったのかどうか」であるべきであり、そういう意味では、民主党政権の3ヶ月の評価としては、ほぼ「0点」もしくは、大学院的な表現で言うならば、「レポートが提出されておりませんので、評価不能です。そろそろ提出期限となりますので、急いでください」といったところだろう。
まずは予算編成の結果というものが、最初の「レポート提出」になるのだろう。
そろそろマスコミも我々一般国民も、「可能性」でなく「成果」を厳しく見ていくフェーズに入らないといけないだろう。